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街とシャッターと私

  • 疋田 司
  • 不動産部

ゴールデンウィーク前半戦が終わりました

3日間、とてもお天気が良く外出されたみなさんは

楽しめたのではないでしょうか?

後半戦も晴れることを心から祈ってます テルテルツクロッカナ

連休晴れると街に活気が出て、経済が上手く回りますからね

さて、今日は街の経済のお話をチョコッと

59.8%のお店がシャッターを閉めている鶴岡市銀座商店街

↑鶴岡銀座通り商店街(このどっかに私は住まいしております) 

街には商店街というものがあり、昭和50年代に生まれた私は子どもの頃よく自転車で通ったもんです

洋服屋やおもちゃ屋、ゲーセンや駄菓子屋など、

子ども達が集まるお店も商店街にはたくさんあって、

買い物客も観光客も多かったですし、とても活気がありましたよね

現在私が住んでいる鶴岡銀座商店街もきっと、以前は活気があったのでしょう

今でも立派な屋根付き歩道で、雨の日に私はランニングコースにしてます

ところがこの商店街、半分以上のお店が閉店しておりそのほとんどのお店がシャッターを閉めています

「閉店したらシャッター閉めて中を見られないようにする」と、

所有者のみなさんはお考えなのでしょうか

防犯上の問題でどこのお店でもシャッターを閉めており、

ここはいわゆるシャッター街になってます

鶴岡市の銀座商店街は昨年のデータですが59.8%のお店がシャッターを閉めており、

この確率の高さは全国でも9位にランクしてて、とあるバラエティ番組に出という事で評判になりました

シャッターが閉まっている店が多いとどうしても街が廃れて見え、

ますます気持ちが落ち込んでしまうのは私だけではないはずです

データによるとシャッター店が1割を超えると街が衰退していくと言われているそうです

お店が閉店してもシャッターは開けて中を見せ、

物件として売ったり貸したりして有効活用すべきだと考えております

賃貸に出されるとしたら、古い建物はお家賃を相場よりも安くしてハードルを下げるのも一つの手でしょう

リフォームなどは一切せず、借りたい方が自由にリフォームして良いという立て付けにしてあげるのです

また、商工会議所のTMO(タウンマネージメントオフィス)を活用して、

リフォーム費用の助成などを受ければ若者たちはこぞって集まると思うんです

実際、このGWで銀座商店街にあるダダのイベントや

エビスヤさんを使った古物市なども小さいイベントですが活気があって楽しかったです

若い地元出身のみなさんが「街を何とかしたい」と思って動いてくださっている事にいつも胸を打たれます

一方、そんな若者と土地建物の所有者は意外と繋がっていないんじゃないかという気がするんです

ぜひそういった『繋ぎのお仕事』を私の様な宅建士に依頼されてみてはいかがでしょうか

みづほ不動産では今年、県内初出店のチョコザップ鶴岡馬場店さんや、

先日オープンして今巷で噂の東京夜アイスさんなど、街に新しい活気を仲介させていただきました

実は以前、私が東洋開発にいた時に花鳥風月鶴岡店さんも仲介しております

事業用賃貸の仲介は大好きですし得意です

これからもみづほ不動産は事業用賃貸に力を入れていきます

それが同じ鶴岡市本町から出発した企業としての使命だと私は勝手に思ってます。

毎年、5月25日は鶴岡天神祭りで商店街はにぎやかになります

ぜひみなさんからも足を運んでいただき、街を明るく楽しい場所にしていきましょう

PROFILE

この記事を書いたスタッフ

疋田 司
疋田 司
疋田 司
疋田 司
宅建士としてみづほ不動産を1人で担当してます。
その傍ら中学生女子バレークラブチームと子ども食堂を主宰しています。
6度の転職で培った豊富な経験を生かして日々の不動産業務を楽しんでおります。

空き家をどうしたら良いかわからない時はどうぞ「みづほの実家じまい」をご利用ください。
残ったお荷物はそのままで買取や売買仲介をいたします。